思春期ニキビは皮膚科の薬では治りにくい?

中高生になると思春期ニキビで悩まされることが多くなり、ニキビがひどくなって慌てて皮膚科を受診するということも多いと思います。

しかし、皮膚科ではニキビの原因となる常在菌を殺菌する抗菌剤(抗生物質)の外用薬や肌の再生を促すビタミンCのようなビタミン剤(内服薬)を処方するのが一般的で、こうした薬による治療は対症療法に過ぎません。

このため、皮膚科に通っているのになかなかニキビが治らないということも少なくないのです。

 

思春期ニキビの根本的な原因は、皮脂の分泌量の増加にあります。

成長期には成長ホルモンを盛んに分泌して身体をどんどん成長させますが、成長ホルモンは皮脂の分泌を促す働きもあるので、中高生の時期になると皮脂の分泌が増えてしまいます。

皮脂の分泌量が増加すると、毛穴に皮脂が詰まりやすくなります。毛穴に皮脂が詰まるとそこに毛穴の炎症を引き起こす常在菌が増殖するため、特に皮脂の分泌量が多い頬や額に思春期ニキビができてしまうのです。

 

このように、思春期には成長期特有の皮脂の分泌量の増加によってニキビができやすい肌ができやすくなっているので、皮膚科の薬では十分な効果が期待できません。思春期ニキビの改善にはこうした肌の状態を認識し、適切なスキンケアをすることのほうが重要なのです。

 

思春期ニキビのスキンケアで大切なのは、毎日の洗顔でしっかりと皮脂を洗い落とすことです。

とはいえ、洗浄力が強すぎる洗顔料でゴシゴシ洗いすぎると肌に余計な刺激を与えるだけでなく、皮膚を保護する役割をしている皮脂膜まで落としてしまうので、かえって皮脂の分泌量が増えてニキビができやすくなってしまいます。

なお、現在では洗浄力が強くて肌への負担が大きい石油系界面活性剤を使用しない無添加の洗顔料もあるので、こうした洗顔料で毎日優しく洗顔することをお勧めします。

 

 

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